気づきの書評(44)【書評】『自分を操る超集中力』

Study Hackerに寄稿しました。 「どうも気が散って、仕事がはかどらないなあ」「ひとつのことに集中できない。じっとしていられない」「なんだか疲れやすい……」 みなさん、注意力散漫でいろいろなことが気になってしまったり、数々のやらければならないことにいつも追われている気分がしたりする時はありませんか? そんな心の状態は、集中力を強化して上手にコントロールすることで、解消することができます。こちらの書籍は、そのための具体的なノウハウが実践しやすい内容で紹介されている一冊です。 実際に、著者のメンタリストDaiGoさんは、TV出演、企業研修、経営者へのアドバイス、毎日20冊の読書、フィットネスジム通い、休暇での海外旅行……などのたくさんの仕事や勉強を、この「集中メソッド」で、こなしているのだそうです。 「そもそも人間の脳は集中を持続させないようにできています。」 「脳は、行動することによって疲れるのではなく、小さな意思決定の連続によって疲弊していく」 さあ、あなたの集中力を上げるノウハウをみてみましょう。 集中力が高い人の行動原則 脳の前頭葉は、「ウィルパワー」と呼ばれる力を司っています。ウィルパワーとは、集中力の源である「思考や感情」をコントロールする力のこと。集中力を高めるためには、このウィルパワーを増やし、減らさないことがカギとなります。 ウィルパワーの総量には限界があり、集中力を使うたびに消耗していくのだそう。集中すればするほど消耗していくウィルパワーを節約するためには、無駄な消耗をなくすことが重要です。 無駄な消耗とは、例えば「多すぎる選択肢」。日々の生活の中で、何

気づきの質問(102)経営者に気づきを与える10の質問。(後編)

今やシリコンバレーでも当たり前になっているエクゼクティブコーチング。コーチングを受けると、相手を自分の思うように変えようとするのではなく、自分の側の行動と人との接し方を変えることによって得られる、周りの変化に初めて気づくことができます。 前編に続き、後編でも、リーダーに最短で最大の気づきと自信を与えるための具体的な質問をみていきます。 6.仮定の質問:「そのアクションをしたら、その後組織はどう変化しますか?」 仮定で考えるIF質問ですが、ビジョンをつくるとか、コミュニケーションを密にするとか、いろいろなアイデアがでてきた場合、そのアクションで組織がどういう風に変わるかをイメージしてもらいます。「部下がもっと自律的、能動的にうごいてもらえる」とか、「成長の機会をもらってあとで感謝してもらえる」、「自分がいなくても大丈夫になる」など、そのアクションによってもたらされる結果の具体的で肯定的なイメージと、実際のフィードバックのギャップを考えてみることが大事です。 「必ず成功することが分かっていたら何をしますか?」やりたいことがあっても、過去の経験から、自分で制約条件を付けている場合があります。「もしなにも制約がなかったら?」、「かならず成功したとしたら?」と思考の枠を広げてもらうことで、可能なオプションを広げてもらうのです。とくにこの質問は、自問自答よりも、第3者であるコーチがおこなうことで、よりはっきりします。 「プロジェクトの最初にもどれるとしたら何をしますか?」、組織がこわれてきた、プロジェクトがうまくいかない、リーダーが強引すぎて退職者が増加したなど、問題がおこってから相談され

気づきの質問(101)経営者に気づきを与える10の質問。(前編)

ベンチャーの中で実際に振り返りとコーチングによって、どのようにリーダーが気づき、組織力を向上させたのか、具体的な事例をみていきました。今回はその中でも、自分の行動を深く内省してもらうための重要な質問例をあげてみます。質問には、答えを考えさせる質問と、ただ服従させる質問があります。ベンチャー組織内で思考をとめる質問をされ続けると、モチベーションと生産性が落ちてしまいます。 リーダーがしてはいけない悪い質問「なぜもっと頭をつかわないんだ?」 悪い質問をしないようにすることも大事です。「なぜ、----できないんだ」という質問は、相手の思考を停止させます。「一生懸命やっているのか?」、「しっかりしてるか?」、「気合が入っているか?」なども同様の悪い質問にあたります。 言われた方は、何を具体的にやればいいのか理解できずに終わります。誤解しようのないレベルでの作業や行動、あるいは、どこまで理解しているかを順序だてて確認しないと、次の行動に進めないし、成長実感がわきません。 1. 課題について考える質問:「今の達成度合いは何%で、100%になるには何が必要ですか?」 これは、現状と、将来のギャップがなにかを考えてもらうための質問です。たとえば、60%だとしたら残りは何が足りなくて、始めるには何が必要かとか。できるだけ具体的なイメージをもってもらいます。まったく見当がつかなくて、なんとなくモヤモヤしている人には、目標のイメージがしっかり浮かぶかの質問をします。「キーワードは何ですか?」など、課題や、問題、悩み、ビジョンなどを伝えるさいに、「要するに」で、一言でまとめられるものを自分で考えてもら

気づきのキャリア(72) 成功者は「失敗」しない。成功をつかむ人の “失敗の使い方”。

Study Hackerに寄稿しました。 人並み以上の努力はしているつもりなのに、なぜか失敗ばかり。入りたかった企業への入社試験に失敗したり、苦労して出した企画がボツになったり、毎日頑張って営業しているのに肝心なところでライバルに負けたり。うまくいかないことが多すぎて、仕事で一旗揚げる、なんて程遠い。そう感じているビジネスパーソンの方はいることでしょう。 ビジネスや歴史の世界のいわゆる「成功者」と自分とでは、いったい何が違うのか。彼らは失敗などとは無縁で、とんとん拍子に成功していったに違いない。そう考える人もいるかもしれません。 ここに3人の成功者を紹介しましょう。エイブラハム・リンカーン、ジャック・マー(Alibaba CEO)、スティーブ・ジョブズ。 この3人の共通点はわかりますか? それは、普通の人なら1回でめげてしまう、途方も無い失敗の連続を経験したにもかかわらず、決してあきらめず最後には目標や事業をやり遂げていることです。 こちらはマーの言葉。 「たくさんの失敗をしてきたが、あきらめるという最大の失敗はしなかった」 (引用元:事業構想PROJECT DESIGN ONLINE|World Project Design Alibaba創業者、ジャック・マー「あきらめることが、最大の失敗」) では、3人がどのようにして失敗の連続から立ち上がったのか、私たちがそれから学べることは何か、見ていきましょう。 リンカーンの失敗 まずリンカーンから見ていきます。クリントン元大統領の選挙顧問を務めたジェームズ・カーヴィル氏は、リンカーンの失敗について次のように説明しています。 彼は小

気づきのキャリア(71)英語の会議も怖くない! これだけは知っておきたい “会議の英語フレーズ” まとめ

Study Hackerに寄稿しました。「来週の会議。海外の取引先が来日するから、英語で仕切れって言われている……。どうすりゃいいんだろう。まいったなー。」 グローバル化の時代。たとえ同僚に外国人がいなくても、海外と取引をしているとか、外国人の顧客を抱えているというビジネスパーソンなら誰にでも、英語で会議を進行しなければならない機会はやってきます。そんな時、あなたは英語で司会できますか? 英語で会議を進行できる日本人はとても少ないようです。しかし、必要なのは、度胸と場数。フレーズさえ覚えれば、あとは回を重ねるごとに慣れていきますよ。 会議での司会の役割は、役職者のようないわゆる偉い人だけでなく、若手にも回ってくるもの。英語での進行がスムーズにこなせれば、一目置かれることは間違いありません。さあ今から準備してみましょう。 会議前の雰囲気作り(アイスブレイク)が大切 英語を話さなければいけないと思うと、緊張してしまって、気まずくなりがちですね。 でも、大事なのは、会議の前の雰囲気作り(アイスブレイク)です。デキる司会者は、すぐ本題に入りません。自己紹介やスモールトーク(時事・雑談ネタ)で、緊張感をやわらげます。「雑談力」が大事、というのは、日本語に限ったことではないのですね。ちょっとした雑談力があるだけで、英語の会議に熟練しているという雰囲気を醸し出すことができるでしょう。 例えば、「ニックネームで呼んで」のように、会議が和やかに進むよう親密さを演出するような呼びかけをするといいですよ。 I’m Yasushi, call me Yasu.(ヤスと呼んで)
How’s the we

気づきのキャリア(70) 未完成は可能性! LinkedIn 創業者に学ぶ、永遠のβ版という “生き方” のルール

Study Hackerに寄稿しました。 ITやインターネットをはじめとするテクノロジーの変化には凄まじいものがありますね。刻一刻と変わるビジネスの世界に生きるビジネスパーソンは、技術や環境の変化に合わせ、自分自身も成長し変化していく必要があります。ではどのようにすれば、時代の流れとともに自分自身を進化させることができるのでしょうか。ニュースや本で知識を得るだけで、果たして十分と言えるのでしょうか。 世界中に新たなテクノロジーを発信し続けるシリコンバレーでは、計画通りに物事が進むことなど何ひとつないと言われています。つまり、その時その時生じる変化に応じて、ビジネスはしなやかに形を変えながら進めていかなければならないということ。 シリコンバレー発、ビジネスに特化したSNS「LinkedIn(リンクトイン)」の創業者で会長のリード・ホフマン氏によると、ITの世界だけでなく、自分のキャリアについても、いつまでも変化しつづける「永遠のベータ版(未完成品)」ととらえることが大切だそうです。 「様々な人と交流することで、自分の強みを再確認すると同時に、自分に足りない要素や成長の余地も見えてきて、自分がまだまだ未完成であることに気づくはず。なぜなら私たち起業家には『完成』は禁句なのですから。むしろ私たちは永遠に未完成のβ版でなくてはなりません。自分自身を『永遠のβ版』と位置づけ、常に動き、学び、成長し続けるべきなのです」 (引用元:リード・ホフマン著,ベン・カスノーカ著,伊藤穣一序文,有賀裕子訳(2012)『スタートアップ! シリコンバレー流成功する自己実現の秘訣』,日経BP社.) では、自

気づきのキャリア(69) 成功の秘訣は “職業の道楽化” にあり! 公園の父 本多静六は、なぜ一代で巨万の富を築けたのか。

Study Hackerに寄稿しました。 「仕事が楽しくない。だけど、収入を得るためにどうにか頑張って仕事しなくてはいけない」 「がんばって働いているのに、お金が貯まらない。成功して稼いでいる同世代もいるのに……」 そんなふうに、辛い気持ちで日々の仕事に向き合っている人はいませんか。 確かに、楽して稼げればそれほど嬉しいことはないでしょうし、成功している人ほど効率よく稼いでいるように見えるものです。自分は毎日こんなに残業しているのに、疲れて仕方がないほど仕事をしているのに、どうして成功者の象徴である富を得ることができないのか。そう思うビジネスパーソンは少なくないはずです。 では、仕事とは本当に辛いものなのでしょうか? 辛い苦労をひたすら重ねる以外に、財を築く方法はないのでしょうか? 今回は仕事と富についての考え方を、ある一人の偉大な人物から学びたいと思います。 莫大な資産を築いた、本多静六という学者兼実業家 みなさん、本多静六と言う方をご存知ですか? 貧農に生まれながら苦学し、国内外の大学で学んだのち林学博士の学位を得て東大教授に。明治時代には「日比谷公園」をはじめ、「東京駅丸の内口駅前広場」、皇居前から東京駅までの「行幸通り」など、たくさんの公園や建築物等の設計を手掛け、学問と実業の両方で立派な業績を残した、日本の「公園の父」と呼ばれる人物です。 本多先生がユニークなのは、独自の理論による貯金と投資により莫大な資産を築いたことに加え、「人生の最大の幸福は職業の道楽化にある」と話していることです。 学者でありながら、「自由を得るためにも、カネを遠ざけてはならない」と説いた本多先

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