気づきのキャリア(83)エディ・ジョーンズが語る、成功のための「日本人らしさの」活かし方

2015年のラグビーW杯で、強豪南アフリカ代表を破るという歴史的勝利を日本にもたらした、元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏。その快挙は、当時、ラグビーファンだけでなく日本中の注目を集めました。 彼が日本代表をラグビー強豪国と互角に戦えるまでに成長させることができたのは、日本人の長所を最大限に活かすことで、実力以上の力を発揮させたから。このことについて彼は、後に出版した著書の中で次のように述べています。 日本人は自分の長所に気づくことが非常に不得手だと思います。そこへ内向きでシャイな性格が加わり、「どうせうまくいくはずがない」とマイナス思考を凝り固まらせている人が、とても多いのではないでしょうか。「自分はどうせダメだ」というマイナス思考が、成功を阻んでいるのです。それを取り除きさえすれば、誰でも成功を手に入れることができます。 (引用元:エディー・ジョーンズ著(2016),『ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング』,講談社.) この言葉は、私たちビジネスパーソンにとっても非常に示唆深いものです。 何か大きな壁や目標に挑もうとする時、そのハードルの高さについ諦めたくなるという人は少なくないでしょう。例えば、勝ち目のなさそうな企画コンペ、どう頑張っても打ち破れないように思えるTOEIC900点の壁、超難関一流企業への転職。エディーの教えは、そのような場面でいかなるマインドを持って目標に立ち向かえばよいのかのヒントになります。実は学校で教職に就いた経験もあるエディーの言葉は、人生計画にも役に立つものばかりですよ。 さあ、あなたもエディー流の「勝つための」心構えを身に

気づきのキャリア(82)『粗にして野だが卑ではない』国会議員を叱りつけた気骨の人・国鉄総裁 石田礼助

みなさん、石田礼助(1886-1978)と言う方をご存知ですか? 明治男の彼は、東京高等商業学校(現・一橋大学)を卒業後、超エリートとして三井物産に35年勤務。その間、シアトル、ボンベイ、大連、カルカッタ、ニューヨークの各支店長などを歴任し、欧米流の合理的経営手腕で素晴らしい業績をあげて副社長まで上り詰めました。 普通なら、誰でも、その後はのんびり隠居して、平穏で楽な生活を続けたいと思うでしょう。しかし彼は、1963年、何と78歳もの高齢で、何ひとつ権限のない仕事と言われ誰もが敬遠した不遇のポスト、国鉄総裁を引き受けたのです。 当時昭和30年代の国鉄は「親方日の丸」の象徴的な組織で、強固な組合、職員の堕落、汚職、政治家からの圧力(利権)と、大変な問題を数多く抱えていました。このように問題山積みであった組織の総裁職を、石田氏は世の中のために尽くす「パブリックサービス」として捉え、世に尽くすことではじめて天国へ行ける「天国への旅券」を手に入れたのだと言い表しました。そして、三井物産での長い海外生活で培った合理的な考え方と気骨ある言動によって、6年の間身を挺して国鉄改革を進めたのです。 そんな豪快な石田氏が生涯のモットーとして唱えていたのは、「粗にして野だが卑ではない(言動が雑で粗暴であっても、決して卑しい行いや態度をとらない)」。そして、国鉄総裁在任中は自らを「ヤングソルジャー(若い戦士)」と称し、改革に挑みました。 「私の信念は何をするにも神がついていなければならぬということだ。それには正義の精神が必要だと思う。こんどもきっと神様がついてくれる。こういう信念で欲得なくサービス・ア

気づきの書評(50)【書評】『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』

Study Hackerに寄稿しました。 「どうも自分にはセンスがない」、「他の人に比べて覚えが遅いみたいだ」、「周りが頭が良すぎるように見えて羨ましい」そんな悩みはありませんか? こうした問題は、いま話題の「やり抜く力:GRIT」を伸ばすことで解決することができます。その手がかりを与えてくれる一冊をご紹介しましょう。 (以下引用は本書より) 本書の著者アンジェラ・ダックワース氏(ペンシルベニア大学心理学教授)は、ハーバード大学やオックスフォード大学で脳神経科学を専攻して学んだのち、マッキンゼーで働いたエリートですが、その後、なんとニューヨークの公立校で中学生に数学を教える教師に転身します。 教師としての経験から、瞬間的にひらめく天才型生徒よりも、コツコツと粘り強く宿題に取り組む生徒の方が、結果的に成績が伸びることに気づきました。そして、成績の伸びる背景には「GRIT(グリット)」「やり抜く力」が存在するという、成功法則を発見したのだといいます。 私が最も有力だと思う考え方は、「青年期に何らかの活動を最後までやり通すことは、やり抜く力を要するとともに、やり抜く力を鍛えることにもなる。」ということだ。 経営者、天才学者、運動選手などの成功者の共通点は、実は持って生まれた「才能」や「IQ」でもなく、地道に「やり抜く力(グリット)」だったのです。 さあ、あなたも自分の「やり抜く力」を磨いて、人生の可能性を最大化しましょう。 「やり抜く力」はなぜ重要なのか? 厳しい訓練を乗り越えることができる米国陸軍士官学校(ウェストポイント)やアメリカ陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の超エリート達は、

気づきの質問(115) 「経営理念に照らすと、何をすべきでしょうか?」

いろいろな決断のタイミングで、環境や周りの人にあたえる影響を考えて、迷いが生まれる時が、リーダーには日常茶飯事です。そのような時に、もともとの経営理念に戻って、「スピード第一」、「クリエイティビティを尊重する」、「3方良い」などの考え方の軸で、正しいかどうか考えてもらいます。「そうだよね、譲れない思いがあったよね」と納得される場合が多いです。 #気づきの質問

コーチングのバリュー(57)真田幸村とコーチング

大河ドラマの真田信繁の総集編を見ていたのですが、信繁(幸村)が高野山のそばに隠居させられている時に、豊臣勢がも一度信繁の戦略で徳川の攻撃に備えたいと依頼があります。信繁は、側室のきりから、「あなたを必要としている人の期待に応えるべきではないのですか?」「あなたは何のために生まれてきたのですか?」」と問われて、豊臣勢に稼いすることに決めます。幸村自体も、何回も同じ質問を自問自答していたが、同じ言葉を側室から問われたのが、激しく心にしみて決断したと話しています。これは、究極のコーチングのバリューです。それにしても、あまりに有能なために10年経ってから、反対派閥に呼び戻されるのは、関連会社から呼び戻されて、本社の取締役になる現代の例にもありますね。 #コーチングのバリュー

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