気づきの書評(1) 「0秒思考」赤羽雄二
私は自己啓発書オタクで、竹村健一から始まって、大前研一、堀紘一などのコンサルや、稲盛さんなどの人間学など、日経アソシエ、プレジデント、BIG tomorrrowなどの雑誌も含めて、
サラリーマン生活30年で千冊以上の自己啓発書を読んでいます。その中で、私の 今年のベストは「0秒思考」赤羽雄二さんです。これまでも、ノートや電子手帳、エクセル、ワードなどでメモしてきましたが、A4用紙の裏に横書きをVコーンペンで考えずに、書いていくのが、1番簡単で1年間続いています。
•1ページ1分以内プラス15秒、毎日10ページ
•1ページ4-6行、各行20-30字
•6行以上必要なときは、サブポイントにする
•自分で読める字でかく
•文章が身近すぎると、具体性にかける
•何も吟味せず感じたまま、きづいたまま書く
マッキンゼーで14年間勤められた筆者は、本書の中で「メモ書き」の効能について説明しています。モヤモヤ感の堂々巡りから、課題を明文化していくことで、客観的に整理できます。非常にシンプルですが、効果的で、コーチングの進捗や問題点をまとめさせるのに適しています。部下との、ポジションからくる理解度・危機感のギャップや、ゴールへのステップなど、コーチングツールとして非常に有効です。