気づきの質問(22) 「何人ぐらいの人がそう思っているとイメージできますか?」
これは、部のリーダーの例ですが、どうも部下たちとの関係がしっくりいっていない、部下が自分の思ったとおりに動かない感じがするという場合、現実に何人ぐらいの人がそうおもっているのか、具体的にイメージしてもらいます。1番悩んでいるのは何かなどの、本質的な質問にいく前に、その人自身の努力で、その周囲の部下とかの関係をどのぐらいまで変えていけるかを、イメージしてもらいます。この場合は、7-8人の部下からの声として、リーダーが、コミュニケーションを変えていったとすると、どんな風に変わりそうかなどをイメージしてもらいます。できるだけ具体的にそのシーンをイメージしてもらうことで、自分から行動を起こしたり、気づいたりする原動力になります。このケースでは、「この人は本気なんだな」いうふうなイメージが。本気度がつたわってない、「口ばっかりだな」、「自分の右腕・左腕の人に集中的にコミュニケーションをとらなきゃいけないな」、「そのタイミングを逸するといけないな。苦しいときににコミュニケーションをとらなといけないな」などいろいろイメージしてもらえました。