コーチングのバリュー(12) 「リーダーシップはスキルですか、資質ですか?」
日本では、リーダーはもってうまれた資質や素質であると考えられる場合が多いため、リーダーになった人が、もっと上のリーダーになるために、リーダーシップのスキルを学ぼうとなかなか考えません。そのため、最初のマネージャーや部長になった人が、それまでの自分の成功体験や、きびしい上司のもとできたえられたため成長したのだという、やり方に固執しすぎて、チームがモチベーションをあげられずにダメになる例が3分の1ほどあります。グローバル企業では、リーダーシップはスキルとかんがえられているため、傾聴して聞く時間をとるとか、部下のよいところを見つけて承認するとか、ワクワクするビジョンをつくるなどのスキルを練習させられます。人事部も評価などで忙しいことが多いので、コーチがマンツーマンで、リーダーとしての振る舞いや、すべきでない行動などをおしえるのです。