コーチングのバリュー(13)部下からの360度評価をあげるコーチング
360度評価を部下からとると、その内容をみて、ほとんどのリーダーのかたは愕然とします。おれは、こんなに気をつかっているのに、何回も説明しているのになんでわからないんだと。そこで、本人がおこなっている行動とまわりが認識しているギャップを見せます。たとえば、あたらしく昇進した場合や、違う部署に異動した場合に、部下からやあたらしい文化での期待と、自分が考えることを性格に、中立的な目でみることが必要です。意識は改革してもまわりからみえません。しかし、行動は改革するると、なにが一番問題で、どういう行動をとればよいのか、本質を見抜いて、行動レベルまでおとしこまないといけません。ある本部長は、いつも自分が話す時間が9割だったのをきづいていませんでした。常に60%は相手のいうことを聞くや、怒っているときには話さない。などの行動をしないと公言して、そういう行動をみつけたら注意してほしいと部長会議で話しました。自分では怒っていないつもりで、語気が荒いだけだと思っていたので。