コーチングのバリュー(16)人事部長Aさんの場合
飲料会社の女性の人事部長で、最初に、部下からの評価により、戦略企画力が弱いので、強化してほしいとの依頼がありました。女性のダイバーシティのモデルとしても、会社から期待されているようで、いつも前向きに家庭ともバランスをとられているようでした。話を聞いているうちに、自分の戦略企画力を伸ばしながらも、部下で得意なひとの意見を聞いてまかせていくこと。部下の失敗を奨励し、自分も新しいことにチャレンジして模範を示すこと。そこで生まれた時間を、部外のネットワークや、メンバーのビジョンでとつなぎ合わせるための自分の行動時間に、定期的に使ってもらうことなどが有効であること行動してもらいました。プライベートでも、本を読む、ゴルフ、社外ネットワーク作りを楽しみたいと話され、小さな進歩で自信がついたそうです。話を構造化してみせながら説明したり、高い視点でいろいろと違う着眼点を気づかせてくれたことを感謝されました。