気づきの書評(20) 「シンプルに考える 」森川亮
社員のモチベーションをあげるために、いろいろな研修をおこなっている会社には納得できないでしょうが、まず採用の時点で、自分で、顧客の方向を向けない人は採用しないという前提を守りつづけられる会社の勢い。その結果、「ユーザーのニーズに応える」のことが一番の原理・原則にあり、そのスピードをおくらせるならば、会議、計画、ビジョン、情報共有、差別化、イノベーションはいらない。逆説的ですが、その結果、よい品質(シンプル)で競争にかった、LINEの成功をベースに語っています。コーチングがあまり必要ない、あるいは自分の決断を整理するために必要な、高度なケースです。