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コーチングのバリュー(31)副社長 Kさんの場合


グローバルIT会社の副社長Kさんは、非常に面倒見がよく優しいのですが、自分が思っていることを話し始めるとアドレナリンが出すぎて、自分ばかり話はじめてしまう傾向がありました。1対1の部下との面談などでは、いつも80%以上の時間を自分が話していました。伝説としては、中途社員の面接で、相手に一言も質問しないで、本部のミッションやビジョンを話したということです。採用された人は、あとで、不思議ですよねと笑っていました。Kさんは、コーチングを受けたあとで、これからは、常に60%は相手に話してもらうことにすると、本部のみんなの前で、その決意を宣言されました。みんなからも驚きととともに、非常に好意的にうけとめられました。


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