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気づきの講座のサマリーをまとめています。

 

気づきの講座(1) 勝屋久さん1 「意味づけ力」

つくば大学の起業家養成講座で、勝屋久さんの講演を聞いてきました。同じIT業界出身ということから、非常に気づきが多かったです。IBMをリストラされて、そのときにじっくり自分を見つめて、「つながりで人を輝かせるお手伝いをしよう」というプロフェッショナルコネクターという仕事を始められ、今は水彩画のアートの方に注力されています。私も同じように、昔リストラされたことがあり、その結果21年もつづけられた仕事を得たので、リストラした人を感謝したり、自分で意味づけを良い方に変えていくというところに同感しました。また、IBM時代は値踏みすると値踏みされているとか、人生再生道場、本当のパワースポットは、自分の心の中にあるなど、コーチングに通じるところが多かったです。

 

気づきの講座(2) 勝屋久さん2 「受け取り力」

勝屋久さんの続きです。勝屋さんは、反面教師として自分がイヤに感じる人(決めつけて話す。上から目線。観念)には、自分のなかにもそういう部分があったことを感じます。それからイヤな人がいなくなったそうです。これは、コーチングのフィードバックで自分の悪い行動に気づくのに似ています。自分のネガティブな感情と向き合うのです。自分で気付けるひとは相当優秀ですが。もうひとつは、感謝を受け取る方が、謙遜してうけとらないよりも、相手によろこびを与えるということです。日本人は特に謙遜が好きなので、つい遠慮して、「イヤイヤ」、「私なんか」とか言ってしまうのですが、それよりも「ありがとうございます!」「うれしいです!」と言ってしっかり受け取った方がエネルギーが高くなるそうです。外人はたしかに、謙遜しませんね。

 

気づきの講座(3) 勝屋久さん3 「向き合い力」

その後、ランチをして最後の勝屋久さんの話です。みんな何かになろうとしてもなれない。それよりも自分を完成させる方に関心があるということです。だから、プロフェッショナルコネクターとして知名度をあげられて、生活が安定しているのに、また一からアーティストとしての水彩画に軸足をうつされているのです。わざと戦略的にやらず、1個1個めのまえの仕事を丁寧にやる。まさに、「自己再生道場」として自分の可能性を追求されています。それも、1番落ち込んだ時に、1年半かけてじっくり自分と向き合ったそうです。セドナやいろんなパワスポットにいったのですが、究極のパワースポットは自分の心の中にあることに気づいたそうです。私も、気づきハッカーとして「気づきで人が輝くお手伝いをする。気づき、気づかせ方を職業とするエグゼクティブコーチングになる。」というミッションがかたまりました。

 

気づきの講座(4) 資産工学研究所 坂本先生

坂本先生の講座は、240社、200業種で利用した成功体験を整理して、わかりやすくタスクレベルまで落としたものです。漢字が多くて一見むずかしいと思ったのですが、ステップはシンプルで、ポストイットで整理するだけで、見える化しているので満足感があります。企業・個人の経験値・暗黙知を、「ナレッジファシリテーション」による「見える化」して整理し、価値ある「解決策」や「成功法則」にして、共有による発展を明文化するしくみです。MUJIRUSHIのムジグラムもその1例です。 このセミナーで学んだのですが、座学・セミナーできくだけでは理解度は5%、読書10%、動画20%、対話50%、行動70%、覚えたときに人に教えるのは95%だそうです。やはり実践してはじめて身につくものですね。

 

気づきの講座(5)元LINE 森川さん 「会議するな、計画するな、部下に気をつかうな。」

先日つくば大で回 起業家教育講座2014が開催され、LINEの森川さんが講演されてました。スピードと製品開発に優先順位を置くために、会議をしない。計画を共有しない。部下に気をつかわないでした。常に、民主的にふるまうとスピードが落ちてしまうので、ダイナミックにトップスピードのイノベーターのスピードを落とさないように気をつかうそうです。一番優秀な人は部下の面倒を見がちなので、そうするとスピードが落ちてします。確かに、厳しいようですが、Apple、AmazonやFacebookも成長期は、トップダウンで反対派に説明するよりはクビにしていました。コーチングと相対するようですが、成果を出すためにという点で、非常に大事なポイントだと思います。成長期と成熟期、そしてチームで大事にするものの違いから、アプローチが異なります。

 

気づきの講座(6)マーシャルゴールドスミス 1「コーチはクライアントよりも優秀である必要がない。」

マーシャルゴールドスミスの1日講座にを参加したことがあります。そのとき、1番気づきがあったのは、彼の「コーチはクライアントよりも優秀である必要がない。」という言葉です。「コーチが優秀で、クライアントが変化しないよりも、コーチがダメでもクライアントがよいほうに変化してくれた方がよいのだ。コーチのスキルが優秀でなければ、クライアントが変化しないと心配するのはコーチのエゴである。クライアントのことを1番に考えればそれがわかるはずだ。私は、フォードのCEOであった人間をコーチしたときにそれが分かった。私がコーチする回数と、クライアントが成果を出す関係が反比例しているのだ。優秀な人間ほど、すくない回数で結果を出している。それをみたときに、コーチの価値とは優秀な人間に気づきの結果を与えるにすぎず、それ以上を変えようとするのはコーチのエゴである。」確かにこう考えると非常に楽です。

 

気づきの講座(7)マーシャルゴールドスミス 2「若いコーチは、偉いクライアントがとれなくても心配する必要がない。」

マーシャルゴールドスミスの1日講座は40万円で、私が受けた中では世界一高い講座でした。マーシャルは30歳ぐらいのときにコーチングを初めて、たまたま代役ではじめたのが好評で、それ以来30年ほどエグゼクティブコーンぐをしており、世界銀行の総裁や、大企業のCEOのクライアントが3年待ちであるとのことです。年収も何億円でしょう。彼が、若いコーチからの質問で、「どうやってえら1流企業のクライアントをさがせばいいでしょう?」に対して、彼は「無理することはない。少しずつ実績をつめばよい。クライアントのことを1番に考えるだけでよい。自分のコーチングスキルよりも。」平凡ですが、非常に説得力がありました。「名声やブランドがなくても気にするな。もし、私がきみの年までもどれるならば、私が今もっている顧客、サンディエゴの豪邸、ブランド、資産すべてをあげてもよいんだから。それほどあなたの若さも貴重なんだから。」とも言っていました。

 

気づきの講座(8)マーシャルゴールドスミス3「女性のエグゼクティブは、完璧さをもとめと自分を責める傾向がある。」

マーシャルは女性のエグゼティブの集まりにもよくコーチングしているのですが、二つ特徴があるといったいます。それは、完璧主義と自分を責めることだそうです。日本や、インド、中国などの国の女性のリーダーは、小さい頃から、娘として、嫁として、母として、立派にしなさいというプレッシャーのため、自分の幸福のために考える時間が非常にすくないそうです。二つの特徴として、1すべてに完璧でありたいと2罪悪感、罪に意識で自分を責める傾向があると、マーシャルゴールドスミスは言っています。自分の幸せを内省する時間と、まわりの幸せのバランスが大切ですね。そういった女性のエグゼクティブ向けの、マーシャルがやった10分間コーチングというのがありました。10分間だけ、周りの人の幸せや、頑張りではなく自分の幸せにについて考えてください。というと、その時間もなかったことに気づいて泣き出してしまう人もいました。自分が思い出すと悔しくて寝れないことを言った本人は寝られないということはないので、その人を好きになる必要はないが、自分を責める必要はないという話をゆっくりとはなします。自分が幸せでないと、まわりの人を幸せにできない。見ていて非常に関心したのを覚えています。

 

気づきの講座(9)マーシャルゴールドスミス4「コーチングは仏教である。」

マーシャルは、コーチングするクライアントが、アドバイスを受け入れても、受け入れなくてもかまわないと言います。コーチングは仏教なので、いろいろなアドバイスや提案の中から、クライアントが自分で気にいるものだけを選んで、やってもらえればいいといっています。クライアントを変えようとするのは、コーチのエゴだそうです。そう考えると、非常に楽で、私も気軽に、アドバイスできるのです。

 

気づきの講座(10)藤井 清孝さん「ハングリーな人だけがあたらしいビジネスを作れる。」

藤井さんが九州大学イノベーション講座の卒業生の会で話したことですが、最近のシリコンバレーの起業家の名前を見ると、東欧、ロシア、インド、中国など移民系が多いらしいですね。彼らは、普通の人の10倍ハングリーなので、絶対達成するという執着心が半端ではないのです。アメリカでは、そういったハングリーな天才をうまくサポートして、支援してビジネスを大きくするシステムができています。インスタグラムなどは、10人しかいなのに、1千億円調達しました。 日本で、こういうふうに、うまくハングリーさを利用して、システムの活性化に成功した例は相撲だそうです。激しいモンゴル人の力を利用して、魅力ある場所を保っています。

 

気づきの講座(11)しくじり先生

自分のキャリアのしくじり先生をセミナーで発表する機会をもらいました。いい振り返りになりました。質問でおもしろかったたのは、「認識して直すのにどれぐらいかかりますか?」、「地雷を必ず踏むんですか?」、「家族にもコーチングできますか?」でした。地雷が昨日のキーワードになったように思います。また、成功ははタイミングと運が関係し、コピーしにくいのですが、失敗というテーマは特に、琴線に触れる内容が参加される方の境遇によって大きく変わるなといただいた質問から感じました。また、出席者の感想を読んでいると、失敗の具体的対処別セミナーシリーズ需要はあるなあと思いました。「地雷を踏んだあなたにシリーズ」で、部下からの360度評価を上げる10の方法や、現場の気持ちがつかめないたあなたがやるべき5つ行動チェックリストとか。ここにBC社の10年の顧客データを分析して、地雷早期発見逆引き100の予兆リストと早期解決アクションをクラウド/AIで予知・判断させ、スマホでモニターしてなおしてもらう。結局地雷を防ぐには、パターン認識例がどれだけたくさんあるかなので。

 

気づきの講座(12)ブレークスルーパートナーズ株式会社 マネージングディレクター赤羽雄二さん「即断即決、即実行ワークショップ」

「ゼロ秒思考」のA4メモの発展形として、A4用紙1ページに4つのメモを4コマ漫画のように詰め込む「アイデアメモ」を利用しての、「即断即決、即実行についてのワークショップ」に参加してきました。メモ書きについては、思考の広がりと、無駄に悩む時間が減るということで、メリットを感じて1年ぐらい続けております。特に明文化することで、それ以上時間をかけなくてよくなること。昔のアイデアと差し替え、整理できるところなどが気に入っています。今回のワークショップでは、4コマ漫画風メモ、フレームワーク、オプション比較を練習しました。4コマで整理して、隣の人と比較することで、課題に対する見方の拡がりと深みがまし、それ以上考えることが時間飲むだである納得感がでました。そのほかの気づきとしては、いつのまにか1分以内を忘れていたこと。昔のものを見直すよりは、今の書くスピードをどんどん増やすように言われたこと。できることとできないことを分けることが重要などがあります。

 

気づきの講座(13)堀江貴文さん「1歩踏み出す勇気」つくば市商工会

堀江さんが、つくばのそばの谷田部ホールに来たので、10分ぐらい歩いて聞きに行きました。つくばは、日本で一番シリコンバレーに近いほど、環境はいいのに、あまり刺激的な情報が聞かれないのはなぜだという感想から始まりました。研究を事業化するのを町ぐるみで応援したはどうかと。また彼は講演会でも、議題を準備しないそうです。トライアスロンもするが、練習しないらしいです。つくばも箱や、場所だけ造るととがった人材が集まらない。そこから親や教師にはむかえない教育と真面目君が集まると、多面的な対応ができないというレベルの高い話で、会場の半分以上を占める地元の商工会の人たちは、全くついていけてないようでした。最後の質もんコーナーで面白かったのが、1歩踏み出すために何をすれば良いですかというもので、「1.アドラーの「嫌われない勇気」を読んで、嫌われることを恐れない。2.毎日小さなことでいいからいつもと違ったことをする。朝からアイスクリームや焼肉を食べるとか、歩いて帰るとか。3.同世代以外の新しい友達を月に一人作る。」同じことを続けると、思考が停止するそうです。また最後の質問で、「変わるなかで変わらないものをお持ちですか?」という質もんに、「そんなこと考えて何か意味ありますか。意味ないことはやめましょう。」最後まで、超合理主義でした。

 

気づきの講座(14)マーシャルゴールドスミス 5「コーチングできない人もいる。」

コーチングしていると、自分から心を開かず、質問に答えてくれなかったり、問題について話してくれなかったりする人がいます。コーチングをやろうと言った組織の人に反抗していたり、コーチの能力に懐疑心がある人です。コーチもできるだけ寄り添って、共感して傾聴して聞きだそうとしますが、マーシャルはそういった人に時間を使うべきではなく、自分を変える意思がある人だけコーチングするべきであると説いています。コーチが、すべての人の問題を解決できると考えること自体が、コーチのエゴであると説明しています。

 

気づきの講座(15) 赤羽雄二さん「『ゼロ秒思考』A4メモ書きエバンジェリストの会」

「ゼロ秒思考」のA4メモ書きエバンジェリストの会で、実際に各企業で試されている実例を聞いてきました。メモ書き1日10枚を3週間続けると、整理して、新しい視点を入れて、合理的に説明する訓練になるそうです。実際、朝会で1年以上続けられているところから、意見がよく出るようになった。深みと広さが増した。建設的な議論になったという感想がありました。また、うまくいったことと、いかなかったことについて、メモ書きを重ねていくアイデアメモでは、現場の人がワークショップで活発に盛り上がっっということでした。人事評価では、業績目標にプラスして成長目標の課題を盛り込むことや、シニアの一にも悩みを文章にすることで効果があったこと。ベタだけど、手を使って書くことで、キーボードやアプリよりも理解度が増すことなどの気づきがありました。

 

気づきの講座(16) アップルシードエージェンシー「少人数制・一日集中作家養成講座」

コーチングの本を出版したいと思ったので、書籍の企画書作成を勉強しにやってきました。参加者各自が、自分の本の内容、タイトル、目次などを説明して、編集者の人から批評を得るという講座でした。1日200冊の本が出てくる本の棚に置いて、すでにブランドを確立している人たちの中で目立つには、キャッチーなタイトル、手にとってわかりやすい内容、筆者だけが持っているストーリーが大事である。特に1作目に出す本が大事で、2冊、3冊と出すには、最低3百万円の投資の本を出版社に出させないといけないなど、編集者の目から見た、売れる本が参考になりました。そのあとの飲み会では、文芸書については、掴み、映画になるイメージ、クライマックスを二つ、最後のものは大きなクライマックスを入れるというのが参考になりました。企画書から挑戦してみます。

気づきの講座(17)マニュアル作成講座

マニュアル作成の講座に出ました。経験知・暗黙知を共有するためのセミナーをしているのですが、そこからノウハウだけをマニュアルに落とすのが簡単でないのと、作ってもすぐに陳腐化して読まれないケースが多いからです。セミナーでは、基本的なテンプレートや、要件定義のまとめ方などを習いましたが、チュックリストやFAQ(よくある質問)をまとめるのもマニュアルであるという気づきがありました。また、定型業務、非定型業務、ノウハウなどの中身と、担当者の力量・スキルにあったフォーマットを使うことが大事です。

 

気づきの講座(18)営業質問講座

営業に必要なのは、顧客を気分良くさせる質問をすることだそうです。例えば、「今の仕事の一番のやりがいは何ですか?」とか、「その分野で仕事を始めようとしている知り合いがいるのですが、何かアドバイスをもらえませんか?」、「今のお仕事の、次のトレンドは何だと見ていますか?」、「仕事で体験した中で、一番おかしな出来事、笑えた出来事を教えてください。」など、いろんな質問をすることで、相手が話す機会を与えることが、気分を良くさせます。また、見込客と同じような状況の人々が抱える問題を一般論で指摘することも重要です。直接、何が足りない、どこが悪いと言ってしまうと気分が悪くなります。その問題が見込客の場合どうかを考えてもらい、例を使って問題の解決を提案します。例えば、家のリフォームなら、「壁が汚い」、「ドアの建てつけが悪い」と言うよりは、「皆さん耐震については心配されています。あなたどうですか?」と一般論で話した方がいいのです。

 

気づきの講座(19)破壊的質問講座

これまで一番参加していた破壊的質問のセミナーを自分で講義することができました。内容は何回も出席していたのですが、これまで聴く側から教える側になって、いろいろ発見がありました。できるだけ、具体例を示しながら、意図を持って質問すること、デモンストレーションの15分コーチングでも、解決策に誘導せず、じっくり傾聴しながら考えてもらうことにフォーカスしました。

 

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