コーチング; 教えることが学ぶこと
コーチングしていると、自己啓発セミナーのはしごをして、平日、週末をとわず色々なワークショップに参加して、セミナーオタクのような方がおられます。何回も座学を受けることも、よいですが、非常に効率的なのは、聞いたことをほかの人に話したり、教えることです。教えることで、わかりやすくまとめたり、伝えるポイントの可視化などもトライできますので、気軽にやってみることがよいと思います。日本人は、特に私はそれほどでもないとか、まだそこまで準備できていないとか遠慮しますが、場数を踏むうちに、ハートも強くなるし、説明もうまくなるので1石2鳥です。また、相手の立場に立つことで、教える側の責任や、成長させる喜びも感じられます。私が、世界1のコーチと言われるマーシャルゴールドスミスに、「よいコーチとは?」と聞いたところ、自分にコーチを付けているコーチだと答えました。
読んだことの10%は憶えている 聞いたことの20%は憶えている 見たことの30%は憶えている 自分で言ったことの80%は憶えている 自分で言って、したことの90%は憶えている (ロバート・チェンバース『参加型ワークショップ入門』明石書店、P243)なので。
