コーチングのバリュー(50)スタートアップCTO Nさんの場合
「緻密に開発する」ことを信条として、バグがないように完璧にシミュレーションしているとのプライドを持っていました。そのために期間がかかり、新しい機能追加などに柔軟性がないとのCEOのフィードバックがありました。Nさん自身は、グローバル企業で高い実績を上げられた方なので、非常に論理的で、無駄な行為をしたくない「現実型」でした。チャットで課題を解決するので、打ち合わせもなるべくしないとのことです。しかし、部下のエンジニアが退職されたことで、マネジメントを学びたいという意欲がありました。自分が尊敬する前職の開発部長が、部下のサポートをさりげなくしていたり、キャリアについての相談を受けたりしているのを思い出してもらい、自分もやってみると気づかれました。