コーチングのバリュー(3) 「経験値と質問力がありますか?」
エグゼクティブコーチには、マネジメントの経験値と質問力の両方があります。クライアントの課題に対して、私自身やまわりの人が、どうやって決断したとか、どういうオプションがあるのかという経験値が必要なため、コーチには事業の失敗経験や、チームマネジメント経験、ビジョン・ミッション策定経験などがいろんな着眼点を与えます。クライアントに気づきを与える、質問力と相乗効果をとることで、根本的な問題や、次の1手などについて、納得できる対話ができるのです。質問力のレパートリーだけある、若いコーチや、経験だけあるシニアのコーチには、クライアントを気づかせて、かつ改心させる、意図をもっての質問が難しいのです。