気づきの映画(13) 「セントオブウーマン」
偏屈で盲目の退役軍人フランクが傍若無人に振る舞うのは、軍人時代にはめをはずしすぎた結果失明し、情けない姿になった自分を嫌い、自暴自棄から来ている。名門高校のチャーリーは、フランクの自殺旅行について行き、孤独を知り、友情が芽生え、自殺を思いとどまらせる。チャーリーは、全校生徒の前で追及されるが、フランクが現れ、チャーリーの真摯さを説明し、無実を証明する。チャーリーによってフランクは自分の価値に気づき、チャーリーはフランクによって勇気と自信を得ます。アルパチーノの盲目の演技が究極です。