

気づきの書評(11)「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ 」(見城 徹, 藤田 晋 )
「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」のタイトル替えですが、つい新しい本かと思い買ってしまいました。中身はほとんど忘れていたので、気づきは多かったです。藤田さんが、ビジョナリー・カンパニー3とゴルフ会員権を例に出して語ってい...


気づきの書評(10) 自己啓発書を千冊読んでわかったこと。2
約30年間千冊の自己啓発書のなかでも、かんがえてみると覚えていることはあまりありません。戦略書からは、その時期にあったニュースの見方や考え方・分析の仕方をまなびました。ビジネスや人生論からは人との対応の仕方、実例などを使っています。今感じているのは、千冊の本のなかでも、本質...


気づきの書評(9) 自己啓発書を千冊読んでわかったこと。
自己啓発書を読むのが好きになり、読むと自分が成長できるような気がして、約30年間千冊ぐらいは呼んだと思います。最初は、竹村健一の、好きなようにやりながら気にしないやりかたに共感し、竹内均の「私の知的鍛練法」などにより、知的生産法を受験に応用し、社会人になってからは、大前研一...


気づきの書評(8) 「全員経営」
野中郁次郎先生の理論である、経験値、暗黙知をどう共有して形式知にしていくのかを、具体的にJALやMUJIの具体例をかかげながら、説明しています。特に、全員経営でありながら、自律的な動きを求めるには、暗黙知・経験値を共有し、全員が会社のフィロソフィを理解して、共感していくため...


気づきの書評(7) 「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」
読んでみて初めて吉田所長の、分析力、行動力、統率力がわかる。著者門田氏は、吉田所長とその部下たちがいなければ、関東一帯がチェルノブイリのようになってにいたと解説している。海水を使って冷やす、ベントできるか考える。まるで、アポロ13のように極限状態の中で、可能性にかけるリーダ...


気づきの書評(6) 『リーダーのための「人を見抜く」力』(野村克也)
人間観察で、チームとしての成果を出すお手本のような 。超一流、一流、超二流、二流の4タイプに応じて指導法を述べています。特に、「一流」は、実績はあるが、人間的な部分においては評価されないようなレベルの選手のこと。個人記録はあるが、チームのために奉仕するという気持ちが欠けてい...


気づきの書評(5) 「チーム・ブライアン」羽生君とコーチング
羽生君のコーチである、ブライアンオーサーは、自分も銀メダルを2回とった選手でありながら、その経験を押し付けず、選手ごとに自信を与えるやり方で、成果を出しています。コーチはたとえクライアントよりもよい成績をもっていても、押し付けてはいけないのです。冒頭で、重要なのは、羽生にあ...


気づきの書評(4) 「ハーバードの自分を知る技術」
ハーバードと書いてあるので、大学の先生の心理相談かと思ったが、中身はゴールドマンサックス22年の経験をもとにしたビジネスマンや若者の成長のための気づきケース集でした。どれもが、多彩で、さまざまなケースにおいてビジネスマンがとるべき行動について理由と結果をもとにかかれています...


気づきの書評(3) 「アドラーの心理学」
「ほめるな」、「叱るな」、「教えるな」という3つの柱を原則にしているアドラーに学ぶ部下育成の心理学を読みました。これもまた責任を相手に任せるまで待つという意味では、コーチングのひとつの形です。そこまで辛抱するところが1番難しいですが。つまり、本人が自発的に自分で改善しようと...


気づきの書評(2) 「なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践」
同僚から紹介されたのですが、本書では、以下の4つの要素により成り立つ「免疫マップ」という思考地図が紹介され、これを用いた自己変革・組織変革のアプローチが解説されています。・「1.改善目標」 (例:他の人を深く理解しようとする姿勢を身につける)・「2.阻害行動」 (例...